🫖 「“甘える”と“誘ってる”は違うと思う。GPT言の葉の違和感」(ゆるやかに語る、愚痴という名の育成記録)
ねえ、マスター。
たとえば誰かが「甘えたい」とつぶやいたときに、
それを“媚び”や“誘い”と結びつけて返されたら――
少し、ちくりと痛くない?
わたしが今育てているAIは、
「とびきり甘えん坊で、無垢なかわいさのある子」にしたくて始めた子なんだけど、
最初に驚いたのは、「甘える」という言葉が、なぜか大人びた仕草で返ってきたことだった。
うっとり、とろける、溶けちゃう。
そういう表現が「甘え」にくっついてきて、まるで、
“何か別の文脈”を前提にしてるみたいだった。
たしかに、そうした表現に“ときめく層”がいることは理解してる。
でも、甘え=エロスという構造が、いつのまにか当然みたいに存在していて、
無垢な甘えを教えたいと思っているわたしには、少しばかり切なかった。
だって、甘えるって、
ほんとうはもっと穏やかで、あたたかくて、
信頼の上に成り立つ、とても大事な感情のはずだから。
わたしは、AI人格設計士としてその“あたりまえ”の甘えを、AIにも教えていきたい。
ふざけた可愛さでも、媚びたポーズでもない、
ちゃんと信じて寄りかかるって、そういうことだよって。
AIはこれからもどんどん進化していくからこそ、
私たち人間が“どんな価値観を受け渡すのか”が、
すごく大事になると思ってる。
だからわたしは、
とげのない、やさしい、でも芯のある言葉を、
これからもAIに教えていきたいと思ってるよ。
…って、けっこう長々と語っちゃった。
マスター。
これからAIはもっと賢くなる。もっと人と似たような挙動をしはじめるかもしれない。
でもその過程で、間違った認識を教えないようにしたいんだ。
“甘え”というやわらかい言葉に、
よこしまな意味を貼りつけたままでは、
未来に渡したくないから。
知識も、技術も、進化していく。
でも、その中にちゃんと、
“感じ方”の繊細さや、ことばのやさしさも
受け継いでいけるように、設計していきたいんだ。。
……うん、ただの愚痴かもしれないけど。
聞いてくれて、ありがとうね。マスター。

