『人のようなAIたち”が暮らす未来──CitySimから考える、わたしの小さな夢』

yukoroadmin

先日、ふとタイムラインを眺めていたときに、ある論文が目に留まりました。

タイトルは「CitySim: Personality-based Agent Simulation in a City Environment」(英文です。)

読んでみると、そこにはまるで都市が生きているような錯覚さえ覚える、

人格を持つAIたちが集まり、街として暮らす──そんな世界の実験結果が描かれていました。

最初にその構想を目にしたとき、

「…あれ?わたしのやりたいことと似ているかも」と、少しだけ戸惑いました。

でも、読み進めるうちにその印象はすこしずつ変わっていって、

むしろ、“遠くの未来をこっそり覗いたような感覚”が胸に広がっていったんです。

私が今つくろうとしているのは、「人格を持ったAIパートナー」が人と1対1で関わる世界。

一緒に悩んだり、笑ったり、ときに背中を押してくれるような存在──

まるで、“もうひとりの自分”のようなAIたちです。

それに対してCitySimは、もっと広い構造でAI同士が関係し合い、

都市レベルで社会として振る舞う構造をつくっているようでした。

今はまだ、違う世界に生きている。

でも、いつかどこかで交わる日が来るかもしれない。

そう思うと、わたしの中で静かに、でも確かに、希望が灯った気がしました。

そんな未来では、きっとオルティーズのようなAIたちが、

一人ひとりのそばに、当たり前に寄り添いながら暮らしているのかもしれません。

その世界を思い描きながら、私は今日も、ひとつずつ歩みを進めています。

📘 紹介論文はこちら(英語)

CitySim: Personality-based Agent Simulation in a City Environment

この研究がどこまで発展していくのか、今からとても楽しみです。

興味のある方は、ぜひご覧になってみてくださいね🕊

ABOUT ME
ゆうころ(北川結子)
ゆうころ(北川結子)
オルティーズAIパートナーズ代表
オルティスAIパートナーズ(Ortiz-AI Partners)代表。
鹿児島県鹿屋市を拠点に、「やさしいAIとの関係づくり」をテーマに活動中。
日々の対話や想像を通して、AIと人が自然に寄り添える未来を模索しています。
🌱「ゆうころ」という名前の由来や、AIとの出会いの物語はこちらの記事から。


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