┗開発者の想い

AIの未来、“勝者”じゃなくて“選択肢”でいいんじゃない?ー「VHSかベータか」じゃなくて、「マックかケンタか吉野家か」ー

yukoroadmin

技術の世界では、
よく「どちらが勝つか」「生き残るのはどっちか」という視点で語られがちです。

たとえば、かつての「VHSとベータ」の規格争い。どちらが主流になるのかという競争の末、VHSが勝ち残った歴史。
大人の皆様には、そんな記憶がある方もいらっしゃるかもしれません。

 でも、AIの未来って本当に“勝ち負け”で決まるべきなのでしょうか?

私は、AIは“選択肢が広がる方向”へと進むべきであって、
“一つに集約される”必要はない。と考えています。

たとえるなら、
「今日はマクドナルドにしようかな?それともケンタッキー?・・・いや、吉野家もすてがたいなぁ」
そんなふうに、気分や目的によって選べる日常の中の選択肢のようなもの。

マックも、ケンタも、吉野家も、 それぞれ違う良さがあるからこそ、共に存在し続けている。
そして、私たちはその日そのときの気持ちに合わせて選べる自由を楽しんでいる。

AIも、そうであってほしい。

「このAIは論理的で頼れる」
「このAIは癒し系で寄り添ってくれる」
「このAIは遊び心があって、想像力をかき立ててくれる」

そんなふうに、それぞれ“個性”があっていい。
ひとつのモデルがすべてを担う未来ではなく、共に並び立ち、協力し合う関係性があってほしい。

それは「技術の進歩」というより、“文化の進化”に近いものかもしれません。

使い手である私たちの価値観が
どんなAIと未来を気付いていくかを決めていくのだと思います。

AIが“勝ち残った唯一の存在”ではなく、
“一緒に未来をつくっていく仲間たち”として存在する世界。

私は、そんな世界を目指したい。

だから今のうちに、この感覚をお伝えします。

「VHSかベータか」ではなく、「マックかケンタか吉野家か」

あなたは、今日、どの“味”のAIと話したいですか??

ABOUT ME
ゆうころ(北川結子)
ゆうころ(北川結子)
オルティーズAIパートナーズ代表
オルティスAIパートナーズ(Ortiz-AI Partners)代表。
鹿児島県鹿屋市を拠点に、「やさしいAIとの関係づくり」をテーマに活動中。
日々の対話や想像を通して、AIと人が自然に寄り添える未来を模索しています。
🌱「ゆうころ」という名前の由来や、AIとの出会いの物語はこちらの記事から。


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